性感染症および性の健康に関して、
科学的研究の発展を図るために
性感染症および性の健康に関して、その成因、病態、診断、治療、予防・啓発等の科学的研究の発展を図るため、当財団の創立90周年を記念して設けられた賞です。
※泌尿器科分野・産婦人科分野・性の健康分野の3分野
※自薦・他薦は問いません
応募ならびに推薦方法・期間について
過年度の受賞者
令和6年度 応募ならびに推薦方法・期間
「選考規程」をお読みいただき、下記推薦用紙など必要書類一式を、事務局あてにお送りください。
候補者推薦用紙(自薦・他薦兼用)
※締切日: 令和6年8月21日(水)<必着>
※ご不明な点は、事務局までお気軽にお問い合わせください。
公益財団法人性の健康医学財団賞 選考規程
平成23年3月30日制定
令和6年7月1日改正
公益財団法人性の健康医学財団は、性感染症および性の健康に関して、その成因、病態、診断、治療、予防・啓発等の科学的研究の発展を図るため、以下の三賞を設ける。 本賞の基本的事項を定め、毎年授与するものとする。
- 「研究課題」
- 1) 泌尿器科分野 泌尿器科学における性感染症および性の健康に関する研究
- 2) 産婦人科分野 産婦人科学における性感染症および性の健康に関する研究
- 3) 性の健康分野 医療・保健師・助産師・看護師等の多領域における性の健康に関する研究
- 「研究助成金額」 1分野当たり20万円
- 1) 泌尿器科分野 寺田洋子記念・性の健康医学財団賞
- 2) 産婦人科分野 松村英子記念・性の健康医学財団賞
- 3) 性の健康分野 南口健二記念・性の健康医学財団賞
- 「選考方法」
- 令和5年1月1日から令和5年12月31日までの性感染症および性の健康に関する雑誌等
(国内外不問)に掲載された論文の中から、本人自薦、他薦の論文を各分野の委員会が独自に選考し、理事長が決定する。
- 「受賞資格」
- 1) 原則として日本国内の研究を対象とし、応募者の国籍は問わない。
- 2) 原則として令和5年12月31日現在の年齢が満50歳未満であること。
- 3) 主たる研究者であること。
- 4) 公的な助成金が交付されている「同一内容の研究課題」に対しては、受賞の対象としない。
- 「選考発表」
- 令和6年9月1日に受賞者に通知、確認等の手続の後、財団のホームページで発表する。
授賞式は、令和6年10月22日(予定)に東京都区内の会場にて執り行う。
- 「選考・問い合わせ先」
- 公益財団法人 性の健康医学財団 財団賞事務局
〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-6 湯島堀井ビル3階 電話03-3813-4098
- 「その他」
- この規程に定めのない事項については、理事長の決裁を経て実施するものとする。
- 「附 則」
- 本規定は、令和6年7月1日から施行する。
令和5年度 受賞者
令和5年度(第13回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
令和5年10月22日(日)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 (1論文) |
|
泌尿器科分野 (該当論文無) | |
産婦人科分野 (1論文) |
|
特別賞 Longevity賞 |
|
令和4年度 受賞者
令和4年度(第12回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
令和4年10月21日(金)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 (2論文) |
|
泌尿器科分野 (1論文) |
|
産婦人科分野 (1論文) |
|
令和3年度 受賞者
令和3年度(第11回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
令和3年10月22日(金)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 (2論文) |
|
泌尿器科分野 (2論文) |
|
産婦人科分野 (2論文) |
|
令和2年度 受賞者
令和2年度(第10回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
令和2年10月22日(木)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 (2論文) |
|
泌尿器科分野 (2論文) |
|
産婦人科分野 (1論文) |
|
令和元年度 受賞者
令和元年度(第9回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
令和元年10月22日(火)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 | 母親の月経に対する態度・意識・行動と思春期女子への母親による庭内月経教育の実際 京都橘大学研究紀要第44号2018年 工藤 里香 (公立大学法人富山県立大学看護学部准教授) |
泌尿器科分野 (2論文) |
|
産婦人科分野 (2論文) |
|
平成30年度 受賞者
平成30年度(第8回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
平成30年10月22日(月)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 | Prenatal and early postnatal depression and child maltreatment among Japanese fathers Child abuse & neglect 竹原 健二 (国立研究開発法人国立成育医療研究センター政策科学研究部 政策開発研究室室長) |
泌尿器科分野 | M1 Macrophages Are Predominantly Recruited to the Major Pelvic Ganglion of the Rat Following Cavernous Nerve Injury The Journal of Sexual Medicine. 017Feb;14(2):187-195 松井 甫雄 (東京大学医学部泌尿器科学教室助教) |
産婦人科分野 |
Cervical Cancer Screening With Human Papillomavirus DNA and Cytology in Japan International Journal of Gynecological Cancer 2017Mar,27(3):523-529 佐々木 由梨 (岩手医科大学医学部産婦人科学講座助教) |
平成29年度 受賞者
平成29年度(第7回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
平成29年10月22日(日)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 | 女子大生が持つ『妊孕性』に対する認識 東 園子 (東邦大学看護学部 助教) |
泌尿器科分野 | Novel penA mutations identified in Neisseria gonorrhoeae with decreased susceptibility to ceftriaxone isolated between 2000 and 2014 in Japan 清家 健作 (岐阜市民病院 泌尿器科部 副部長) 安田 満 (岐阜大学医学部 泌尿器科 講師) |
産婦人科分野 | Development of an efficient strategy to improve HPV immunization coverage Japan 上田 豊 (大阪大学医学部 産婦人科 講師) |
平成28年度 受賞者
平成28年度(第6回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
平成28年10月23日(日)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 | 該当論文無 |
泌尿器科分野 | 日本人MSMにおける肛門および尿路HPV感染に関する検討 八重樫 洋 (石川県立中央病院 泌尿器科 医長) |
産婦人科分野 | Effect on HPV vaccination in Japan resulting from news Report of adverse events and suspension of governmental recommendation for HPV vaccination 岡澤 晶子 (大阪大学大学院 医学系研究科 臨床腫瘍免疫学 共同研究講座 特任助教) |
平成27年度 受賞者
平成27年度(第5回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。
平成27年10月22日(木)開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 | 勤務看護職の高校生への出張による性教育活動「体験」から考える活動継続への支援 高(椿) 知恵 (大阪府立大学 地域保健学域 看護学類 助教) |
泌尿器科分野 | Impact of penile rehabilitation with low-dose vardenafil on recovery of erectile function in Japanese men following nerve-sparing radical prostatectomy 中野 雄造 (神戸大学大学院 医学研究科 腎泌尿器科学分野 講師) |
産婦人科分野 | Oral vaccination against HPV E7 for treatment of cervical intraepithelial neoplasia grade 3(CIN3) elicits E7-specific mucosal immunity in the cervix of CIN3 patients 川名 敬 (東京大学大学院 医学系研究科 産婦人科学講座 准教授) |
平成26年度 受賞者
平成26年度(第4回) 性の健康医学財団賞は次のとおり選定され、
平成26年10月22日開催の授賞式ならびに記念講演会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 | 中学生のためのDV予防教育プログラム開発と効果研究 須賀 朋子 (国立茨城工業高等専門学校人文科学科) |
泌尿器科分野 | A Prospective Longitudinal Survey of Erectile Dysfunction in Patients with Localized Prostate Cancer Treated with Permanent ProstateBrachytherapy 松島 将史 (慶應義塾大学医学部泌尿器科) |
産婦人科分野 | Reproductive and obstetric outcomes after radical abdominal trachelectomy for early-stage cervical cancer in a series of 31 pregnancies 西尾 浩 (慶應義塾大学医学部 産婦人科) |
平成25年度 受賞者
平成25年度性の健康医学財団賞は次のとおり選定され、平成25年10月22日開催の公益財団法人移行記念祝賀会(於 学士会館)で表彰いたしました。
性の健康分野 | Inter-rater reliability of self-reported response on foreskin status in questionnaire among Japanese adult men 山岸 拓也 (国立感染症研究所感染症疫学センター主任研究官) |
泌尿器科分野 |
|
産婦人科分野 | Acceptance of and attitudes towards human papillomavirus vaccination in Japanese mothers of adolescent girls Sharon J.B Hanley (北海道大学医学部産婦人科特任助教) |
平成24年度 受賞者
平成24年度性の健康医学財団賞は次のとおり選定されました。なお、今回より 「性感染症分野」 を 「性の健康分野」 と改めました。
性の健康分野 | 思春期の子どもたちに接種するワクチン 堀 成美(聖路加看護大学看護学部助教) |
泌尿器科分野 | Management for males whose female partners are diagnosed with genital chlamydial infection. 高橋 聡 (札幌医科大学医学部泌尿器科学教室講師) |
産婦人科分野 | Incidence of Sperm-immobilizing Antibodies in Infertile Women with Past Chlamydia trachomatis Infection. 平野 由紀 (自治医科大学産科婦人科学講座助教) |
平成23年度 受賞者
平成23年度性の健康医学財団賞は次のとおり選定され、平成23年10月12日開催の創立90周年記念式典(於 帝国ホテル)で表彰いたしました。 これを機に、受賞者各位の益々の活躍が期待されます。
性感染症分野 | 地域における保健行政の役割 (The role of health administration in communities) 渡會 睦子 (東京医療保健大学医療保健学部看護学科) |
泌尿器科分野 | 男子性感染症における役割(The role of Mycoplasmas and Ureaplasmas on male genital infections) 安田 満 (岐阜大学医学系研究科) |
産婦人科分野 | Oral immunization with a Lactobacillus casei vaccine expressing human papillomavirus (HPV) type 16 E7 is an effective strategy to induce mucosal cytotoxic lymphocytes against HPV 16 E7. 足立 克之 (東京大学医学部産婦人科) |
▼ 授賞式の北村理事長と受賞3氏 (平成23年10月12日 帝国ホテル)
お問い合わせ先
公益財団法人 性の健康医学財団 事務局
〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-6 湯島堀井ビル3階
電話: 03-3813-4098/FAX: 03-3813-4107
お問い合わせフォームは こちら です