当財団の目的
当財団は、性感染症をはじめ、性の健康を損なう諸要因を、医学的、社会学的、心理学的等の学際領域から究明し、人間の性(Human Sexuality)に関する総合的な取り組みを目指しています。その目的を達成するために、性の健康(Sexual Health)に関する知識の普及・啓発を推進し、もってわが国の全ての人々が健康にして文化的な生活の向上に資することを願っています。
当財団の役割
1999年に改正された、いわゆる感染症新法のもと、1921(大正10)年に創立した財団法人日本性病予防協会は、財団法人性の健康医学財団と改称しました。
そして、2013(平成25)年10月22日、公益財団法人性の健康医学財団として心機一転、スタートを切ることとなりました。三度の名称変更となりますが、本財団創立者の東京帝国大学名誉教授 土肥慶藏の性病(性感染症)予防・啓発にかけた理念は今日も引き継がれています。
時代の変化に伴う様々な状況の中、性の健康とは何か、そして性感染症予防啓発とは何かを主題に、一層の努力を重ねることこそ、当財団の役割と使命ではなかろうかと思っています。